橘玲氏の偉大さ/ステレオミニプラグのDIY修理はオススメしません

さて、連休最終日。結局5連休はどこにも行かず近場で大人しくしていたが、結局今日もショッピングモールで読書することにした。いつも通り昼頃に起きだし、車の元へ向かう。この休みは車に二度乗る機会に恵まれた。これまで月に1~2度しか乗れていなかったので、車通勤していた頃を思い出した。一応今日は月曜日で公務員などは仕事のはずだが、ショッピングモール近辺は結構な渋滞となっていた。緊急事態宣言はいずこへ?(自分を棚に上げて)

そして適当に中を徘徊後、書店に立ち寄る。するとまた興味深い本を見つけてしまい、結局買うことにした。

無理ゲー社会(小学館新書)

https://www.amazon.co.jp/%E7%84%A1%E7%90%86%E3%82%B2%E3%83%BC%E7%A4%BE%E4%BC%9A%EF%BC%88%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E9%A4%A8%E6%96%B0%E6%9B%B8%EF%BC%89-%E6%A9%98%E7%8E%B2-ebook/dp/B09B79GGM9/ref=tmm_kin_swatch_0?_encoding=UTF8&qid=&sr=

無理ゲーというタイトルに惑わされないで欲しい。ちらっと読んでみた感想としては、いたずらに不安や怒りを煽る内容ではなく、かなり深い洞察がされている。上級国民/下級国民の続編的な内容で、「これくらいは言わなくてもわかるよね」と言わんばかりに色々はしょられていて、些か難解に思えた。しかし示唆主張そのものは非常に興味深い。実は私も、日本人は実は自由なんて求めていなかった、自由を強制されて苦しんでいる人が多いと感じていた。その辺も論理だてて説明されており興味深く読み進めることが出来た。

その後喫茶店を2件はしごして、帰路に着く。何となく先ほど買った橘玲氏の本をメルカリで調べてみたら、大量出品と大量購入の嵐だった。しかも900円台の本が800円近くで取引されている。この瞬間、まずい、早く読まねば…という衝動に駆られる。

帰りにベルクに行くと、私の行きつけのスーパーでは見かけない野心的メニューが多数置かれており、頑張ってるなと感じる。だが、サイゼリヤのように新商品開発を抑える戦略もあるんだよな…。

そして帰宅後、先日抜けたままになっていたステレオミニプラグのDIY修理をした。せっかくだしTik TokかYoutube用に動画を取ろうと思い、きちんとテーブルの上を片づけて、タブレットのカメラを起動。意気揚々と必要な部材を机の上に広げ、作業開始。ちなみに以前は端子カバーを事前にケーブルに通しておくのを忘れたせいでカバーなしで使う羽目になったのだが、今回は忘れずにはめておいた。

しかし、一番最初の被覆をむくところで早くも大苦戦。以前はニッパーで器用に切れ込みを入れ引きはがした記憶があり、今回もそれを真似てみた所、全く切れ込みが入らない。やっとの思いで被覆を剥がし、今度は細いコード2本の被覆を剥がすのだが、これも上手くいかない。結局カッターナイフで切ることにした。しかしカッターマットが無い上コードを抑えるものがなく、これはこれで大苦戦。電子工作何て何年もやってないのだから、まあ仕方ない。

そしてつぎの行程が最大の難所だった。芯線を端子穴に通す作業だ。芯線をよって穴に入れればいいのだが、スタンディングデスクが災いしてか、手元が定まらず全く入らない。そもそも電線そのものが細いのもあるだろうが、ラジオペンチを駆使しても中々入れられない。入った!と思ったら芯線数本が跳ね返される…の繰り返しで、凡人なら耐えがたい作業だろう。何とかL端子を入れたと思ったら、苦労して入れたR端子側が抜ける…というトラブルも発生し、20分経っても入れられない事態に。某DIYサイトに「標準作業時間は10~20分」とあったのは何だったのか。気がつけば汗だくになって格闘していた。

やむを得ずL端子とアースを先にはんだ付けすることにした。長年放置していたガス式はんだごてであったが、あっさり火がついた。はんだに関しては会社で練習させられたことがあるので、さほど苦労せず完了した。だがR端子と格闘しているうちに、R端子側のみ深く切ってしまったのか、あるいは芯線をよるときに力を入れすぎたか、芯線が何本か切れてしまった。これはまずいと思い、結局端子穴に通さずはんだ付けを行うことにした。

その後新品に付属していたビニールキャップをはめるのだが、ここで痛恨のミス。事前にケーブルにキャップを通しておかなくてはいけなかったのに、すっかり忘れたせいでキャップがはめられなくなってしまった。仕方なくキャップを切り、昔イトーヨーカドーで弁当を買ったときの梱包用テープを使ってキャップを固定する。テープすらないのかよと思われるだろうが、悲しいことにないのだ。

そんなこんなでカバーをはめ、使える状態になった。そしてついに念願の試聴。が、R側の音声が聞こえない。あああのR端子!どこまで苦しめるつもりなんだ!

仕方なくカバーを外し、キャップも開けようとしたのだが、イトーヨーカドーのテープをきっちり巻いたことが災いし、全く剥がせない。迂闊にカッターで切るわけにもいかず、ニッパーで注意深く切る。が、改めて端子を見ても特に異常は見られない。試しにキャップなしで試聴してみたところ、問題なく聞こえた。どうもキャップのせいで変な圧力がかかり、短絡していたのかもしれない。ともかくこれで無事使えるようになった。この時点で深夜12時。明日は久々の仕事だ。しかも気づけば今日の日記の文字数が2300字を超えている。やれやれ…