オブザーバー/上司の定年退職/最終職場/怒羅権と日本人とゆるキャン△

最近まで私の住む地域は雷雨の直撃は免れてきたのだが、今日はクリティカルヒットして結構な雷雨に見舞われた。涼しくなったのはいいのだが。

 

さて、今日は部長十数人が集まる会議にオブザーバー的な立ち位置で出席してきた。課長が発表を行い、サポートを私が行うという算段だ。だが結局私があの場で発言したのは「あ、これです…」と課長に教えた程度だった。あの場にいた全員が「あいつ何しに来たんだ…」と思ったことだろう。私の同期は係長としてバリバリ働いてる人もいるというのに、恥ずかしい限りである。でも大丈夫。私はこういう時の対処法を心得ている。メメントモリだ。こんなことなど悩むに値しない。

 

ところで今日は私の元上司が定年退職を迎えた。と言っても翌月から再雇用で同じ職場で働き続けるので、管理職でなくなる以外大した変化はない。

課長は元々設計部門で働き、資材部門に移ったりして最終的にこの窓際部署にたどり着いた。悲しいことに、昔いた庶務のババアが「ここは最終職場」と言っていたのは事実だった。ここにいるのは高卒と、大卒で他に行き場がない無能だけだ。一部上場企業にもこういう闇があることはもっと知られるべきだろう。

私は精神を病んでこの部署に来たのだが、かろうじて今も総合職的なポジションを保っている。冒頭の会議に出たのもその一部だ。だが大卒のアドバンテージを捨てて単純作業ばかりやり続けている人もいる。私はこのままだとダメになるという危機感から読書や勉強に取り組み、いつかやりたいと思っていたイラストやバイク趣味も始めた稀有な例だ。この部署に来てもう8年になるが、ようやくイラストで副収入を得られるようになったし、この部署はもう私抜きでは成り立たないレベルになっている。会社のために真面目に働く気はないが、結果的に自分のポジションを確立出来た。人生何があるか分からんものだ。

 

話は変わるが、今日は会社帰りに書店に立ち寄り、この3冊を購入。

 

・怒羅権と私 創設期メンバーの怒りと悲しみの半生 汪楠(著) 彩図社

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・忘れられた日本人 (岩波文庫) 宮本 常一 (著) 岩波書店

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ゆるキャン△アンソロジーコミック 1巻 (まんがタイムKRコミックス)

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1冊だけ仲間外れがいるが、今日だけでメルカリで本が2冊も売れてしまい、その一冊がゆるキャン△11巻だったので、まあ流れで購入してしまったわけだ。なぜ12巻を買わなかったかというと、メロンブックスとらのあなで買えば特典がつくかも…と思ったからだ。ともかくこの3冊ともただならぬオーラを感じた。読むのが楽しみだ。