沖縄包囲網/クリエイターとは何か

なんだかんだで、ほぼ三日連続の投稿となった。三日坊主というし、まだまだ油断できないがようやくブログの方も軌道に乗った気がする。本当ならしっかりブログのアイデアを出して面白い記事を書いた方がいいのだろうが、まずは習慣化することが大事だと思ってるので、当面は思ったことをほぼ校正せず書きなぐる今のスタイルで続けようと思っている。

 

最近私の周りでやけに沖縄推しが激しい。5月過ぎたあたりから近所のスーパーでも沖縄コーナーが出来たし、少し離れた道の駅やイオンモールにも沖縄アンテナショップのようなものが出来た。個人的に沖縄フードは好きなので歓迎ムードではあるが、これだけ一気に進出してくると裏で何かあるのでは?と勘ぐってしまう。

 

読書の方は、kindle現代アートに関する本のサンプルを読んだ。現代アートは現状批判や革命、とりわけ左翼的というイメージがあるが、皮肉なことにアートと資本主義は密接にかかわっている。なぜならアーティストが活動していくには何らかの仕事で稼いで金を貯めるか、富裕層のパトロンが必要だからだ。いずれにしても資本主義の枠組みからは逃れられず、資本主義の否定は自己否定になってしまう。岡本太郎のように何にも頼らず活動出来る人はごく少数だ。もっとも今はクラウドファンディングで資金調達が可能となったわけで、そういう点では良い時代になったのかもしれない。

私自身絵を描くからこそ分かるのだが、絵を描く仕事=クリエイティブとは限らない。なぜなら大半の絵かきは顧客の要望通りの絵を描いているに過ぎず、極論すると言われたことをやっているだけだからだ。

真の意味でクリエイティブとはどういうことだろうか。私は世界観を作ることだと思う。作り出すのはモノではなく、新たな理念や概念である。その世界観を具現化するのが絵であり音楽であり文章なのだ。言うなればスティーブ・ジョブズのような起業家や教祖のようなものがクリエイターと呼ぶにふさわしい。

つまり他人に言われたものを描くのは全くクリエイティブではない。職人という言葉が適切だろう。実際昔の日本において絵師は職人の一種だったのだ。もちろん職人も素晴らしいのだが、私の希望としては真の意味でクリエイターになりたい。そのためにもブログを続けねばなぁと思っている。