新冷房システム/釧路市のポテンシャル/ワクチン

さて、今日から5連休第二弾となった。昨晩も疲れて床で寝てしまったのだが、今日は割と涼しく過ごせそうだ。

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猛暑と言えば、先月か先々月のナショナルジオグラフィックに、放射冷却の技術を利用した冷房システムが紹介されていた。これは冷水を流すパイプを壁面に張り巡らせるのだが、パイプが熱を吸収することで体感温度が下がるという仕組みだ。

熱は電磁波として伝搬する性質を持つ。例えば焚火を想像して欲しい。焚火は炎に直接触れずとも暑さを感じる。これは炎が持つ熱が電磁波として四方八方に拡散されているからだ。人間の身体からも常時電磁波が発散されており、これを検知することでサーモグラフィなどに応用されている。

暑い部屋というのは、この電磁波が大量に飛び交っている状態なので、その電磁波を吸収するものがあれば、部屋を涼しくすることが出来るわけだ。

知っての通り、エアコンは膨大な電力を消費する。その電力の何割かは火力によって生み出されており、エアコンを使うことでより一層温暖化が進行する悪循環が起きている。この冷却システムは消費電力が少ないので、省エネという観点からも注目されているという。

私が考える一番の猛暑対策は釧路への移住だ。昨今北海道すら猛暑に見舞われることがあるが、釧路近辺は30度を超えることは滅多になく、夏も安定して涼しい。しかも冬も北海道としては冷え込みも弱く、積雪も少ないという。今週火曜日も埼玉は37度近い猛暑であったが、釧路市の最高気温は何と15度。しかも釧路市は人口が減少しており、空き物件も見つかりやすいはずだ。うん、もう行くしかない。コロナ禍でなければ今すぐにでも釧路に行きたいのだが…。

 

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コロナといえば、世間では高齢者のコロナウイルスワクチン接種が進んでいるようだが、私が住む自治体では、未だ64歳以下のワクチン接種が予約すら始まっていない。私だけでなく、世間の多くが何をやらせても遅い行政に嫌気がさしているようだ。

政府は自粛を求めているが、自粛疲れと、いい加減経済が成り立たないということで、昨年GWのような自粛ムードは見られない。昨年より深刻さが増しているにも関わらず、だ。

ワクチン接種を進めて経済をちゃんと再開させるのが正解のはずなのに、若年層のワクチン接種が全く進まず、その影響か若年層の重篤者が増えている。大阪府だけでなく東京都や埼玉県でも救急車の待機数が一時的に0になるなど医療崩壊の兆しが見えてきている。先日のオリンピック開会式・閉会式の件も含めて、私も日本に嫌気がさしてきた。もう自分の身は自分で守るしかないんでしょうね。