炎上の弊害

某百獣の王さんが、どんな時も汚い言葉を使わず丁寧に受け答えする理由について話をされていたので、今回は炎上について考えてみる。

まず、炎上はプラスだろうか、それともマイナスだろうか。個人的には、炎上は短期的には効果があるが、長期的に見ればマイナスだと思う。

まず、炎上はコアなファンを作りだすと同時に大量のアンチを生む。この理論は某メンタリストが新興宗教にはまる人の心理を解説した動画で話されているので、参考にして頂きたい。ここでいうコアなファンとは、本人が何を言っても盲目的に従ってしまう、まさに信者のようなものだ。では、なぜ信者しか残らないのか。本人に建設的なアドバイスをしてくれるような、まともな人はなぜ離れていってしまうのだろう。それは単純で、そういう人は汚い言葉を使ったり感情を表に出す人を嫌うからだ。「信者はいらない」と某日本最大の掲示板の管理人をしていた人や某メンタリストや某ライブドアの元社長は言うが、自分自身も少なからずそれに加担していると認識すべきだろう。

では、N国党の立花孝志氏の例はどうだろう。彼は炎上を利用して有名人になり、その後実は頭がいいことをアピールして、マイナス評価をプラス評価にひっくり返すことに成功。結果多くの支持を獲得した。確かに彼の手法は画期的だった。だが、その後彼がどうなったかはお察しの通りだ。彼は炎上で支持を集めたが、逆に言えば炎上に頼らなければ支持を獲得できないのだ。そして炎上を繰り返すうちに「また例のやつか」と支持者にどんどん飽きられて、盲目的な信者しか残らなくなる。

結局実力が必要なのだ。某メンタリストも某ライブドアの元社長も、なんだかんだ優秀だ。炎上を繰り返しても、高い能力を持っているから支持され続けているのだ。口先だけならば人は離れていく。もっとも、本当に実力のある人は炎上などに頼らないだろうけど。

もっとも一瞬稼げればいい、後のことは知らんというなら結構だが、長期的成功を手に入れたいなら炎上は可能な限り避けるべきだと考える。そして炎上を避け続けるには、人格的に優れていなければ困難だろう。ここで冒頭の百獣の王に立ち返ろう。近道などない。堅実に信用を積み重ねるしかないのだ。

 

そんな訳で今日は一仕事終えて気持ちよく連休に入れそうだ。防虫グッズも買い込んだしこれで心置きなく休めそうだ。うぅまたしても強烈な眠気が…床で寝そう…zzz