ベスパで県内ショートツーリング

昨晩はまたしても床で寝てしまい、寒気と吐き気で目が覚めるという最悪の夜だったが、昨夜から一転し昼間はかなり暑くなった。空気が乾燥しているおかげで寒暖差が激しい今日この頃である。

そこそこ早く(昼12時頃)目覚めたので、ベスパで久しぶりのショートツーリングに出かけることにした。ちなみに出発前に軽く艦これをプレイしたところ、E2のボスをあっさり撃破してしまい、その感動に酔いしれていたせいで出発が遅れてしまった。

今回の目的は田園風景の中で愛車を撮影することだ。その目的は達成出来たのだが、気がつけば汗まみれになっていた。また3連休の中好天に恵まれたこともあり、多くのバイクを見かけた。

また、ついでにベスパで高速道路を走る動画も撮った。ベスパGTSで高速道路を走る動画が少なく、かつ高速と言いつつ都市高速など80キロ制限の動画が多いので、今回は東北道できっちり100キロ走行の動画を撮った次第である。

バイクで高速自体怖いという人が多い中、ベスパみたいな原付っぽいバイクで高速を走るなど正気の沙汰ではないかもしれないが、私自身何度もベスパで高速を走っているし、高架の圏央道と比べたら全然マシだと知っているのでそこまで恐怖感はないのだが、それでも料金所を通過する前は多少身構えた。何しろ高速でバイクが事故れば基本的に命はないのだ。まあでも多分ほとんど痛みすら感じないだろうし、後遺症の心配もないからある意味気が楽である。

肝心の走行性能はどうかというと、排気量的には問題なく車体も安定している。走行風と風切り音に耐えられれば割と快適に走れるだろう。ただ横風で車体が持っていかれがちなのと、トラックに追い抜かれる時も風圧で結構車体を持っていかれるので、そこだけは注意が必要だろう。

私の身体は問題ないし車体も破綻する気配はないのだが、100km/h出し続けていると段々車体が心配になってきて、結局15kmほど走ったあたりで高速を降りてしまった。やはり安定して走るなら80km/h程度が無難か。遅いトラックの後ろを延々とついていくスタイルが一番いいだろう。ちなみにトラックの後ろでスリップストリームも体験したが、確かに向かい風は減るものの意外と横風があるのでバイクにスリップストリーム走法はオススメ出来ない。

 

軽くバイパスを走った後、さきたま古墳公園に到着。ここで散歩がてらしばらく休憩することにした。公園に向かう途中、近くの寺から線香の香りが漂う。そういえば秋の彼岸の時期だったな…。

しばらく散歩してみたものの、思いのほか熱く、公園の1/3程度を歩いたあたりで断念。駐車場の近くにいい感じの広場&休憩所があったので、そこで涼みつつ水分補給。

そこは暑さもあってか、マスクを付けた人がほとんどいなかった。密度も低かったので問題ないかなとは思うのだが、一瞬「あれ、今って緊急事態宣言出てるんだっけ?」と疑ってしまうような状況だった。まあ高齢者もワクチン接種が大分進んでいるだろうから、私の考えすぎかもしれない。

その後埼玉県名の由来と言われる「埼玉(さきたま)」の集落を通過し、広大な田園地帯に入る。ここは「稲穂通り」という広域農道で、本来農作物を運ぶための道路だが、渋滞する17号や122号の抜け道としても使われており、トラックの交通量が多い。ここでいい感じの撮影スポットを見つけたので、しばらく撮影を行う。そんな感じで早々に帰宅した。

帰宅後写真を確認したが、ちょっと思うような写真が撮れてなかったので今後の課題としよう。撮影スポットも分かったし、また来ればいい。

結局昼1時頃出発し5時過ぎに帰宅するという、たった4時間の行程であった。この行程で買ったのはペットボトルの水だけ。少し前も似たような小旅行に行った気がするが、ベスパで遠出は久しぶりだったので、これでも十分走った感がある。